3ZF-8
複数の超音波距離センサを用いた缶けり遊び
○尾崎英彬,魚井宏高(大阪電通大)
 本研究では,昔からある屋外の遊びに,センサとマイコンを組み
入れることで,ゲーム性が広がり面白くなるのではないかと考えた.
そこで屋外での様々な環境の影響を受けにくい超音波距離センサを
用いて,缶を中心に人が離れたり近づいたりする遊びの「缶けり」
を選択した.缶の周囲を測れるように複数のセンサを取り付け,状
況を知らせるスピーカーを内蔵する.そして,センサの感知パター
ンは複数あり,一定間隔でランダムに変わる.音は感知してから一
定間隔の間に缶に近づく値の変化が見られたときに鳴る。これでプ
レイヤーは,缶に近づくか近づかないかの駆け引きが生じて,楽し
めるのではないかと考えた.