3ZF-5
コーディネーター離脱に耐性を持つP2Pオンラインゲームの制御手法の検討
○大島賢司,大関和夫,平川 豊(芝浦工大)
FPS(First Person Shooting)というジャンルのゲームではC/Sモデルで運用される物が一般的であるが、近年P2Pモデルのタイトルが増加している。中でも有名なタイトルは1つのノードがサーバ役となり他のノードがそれに接続するHybridモデルと呼ばれるトポロジを採用している。しかしサーバ役のノードが突然離脱した際に他のノードがサーバ役を引き継ぐまでの間、ゲーム進行に影響を与えてしまう。そこで本研究ではサーバ役を補助するバックアップノードを導入する。サーバ役の離脱によって全ノードへのゲーム情報の配信が滞った際、バックアップノードが代わって配信することでゲームに影響なくサーバ役の切り替えを行う。本手法の有効性をシミュレータにより検証する。