3ZE-6
講義ノートと関連した過去ノートを提示し知の再編成を目指した支援ツールの検討
○清 貴幸,村上貴彦,中村太戯留(東京工科大),田丸恵理子(富士ゼロックス),上林憲行(東京工科大)
学生は講義の最中,ノートテイキングに集中することが望ましいが,講義で直接示唆されている内容だけでなく,それに関連した過去習った情報や,教科書や参考書,Web上に存在する情報などを活用することで学習の質が高まる可能性がある.そこで本研究ではデジタルペンを用いて,講義中のノートテイクにおける筆記情報を過去のノートやWeb検索と紐付け,講義内容と関連したデジタルノートを作成・表示し,講義中に活用できるツールを開発し,評価実験を行った.実験参加者は講義映像を視聴し,ツールまたは通常のノートを用いてノートテイキングを行い,その後テストを行った.その結果を紙ノートとツールでの記述量,またテストの点数とRSTの関係を評価した.