3ZD-4
曲げ動作を用いた携帯型端末のコンテンツナビゲーション手法
○高柳昌弘,木下雄一朗(山梨大)
現在の携帯型端末におけるコンテンツナビゲーションでは,ドラッグ
操作やピンチ操作など,画面へ直接アプローチする手法が用いられて
いる.しかし,この手法では操作する際に自身の指で画面の一部を
隠してしまい,操作結果の確認が困難となる問題がある.本研究では,
ディスプレイの側面に設置したゴム状のフレームを曲げることで
コンテンツナビゲーションを行う手法を提案する.設置したフレーム
内には曲げセンサが組み込まれており,両側のフレームを同時に内側
または外側へ曲げると拡大縮小,片側のフレームを曲げるとスクロー
ルが可能である.実装したプロトタイプについて複数の被験者を対象
とした評価実験を行い,この提案手法の有効性について検証した.