3Z-8
マルチレート無線LAN実機におけるAP選択方法の検証
○岩木紗恵子(お茶の水女子大),村瀬 勉(NEC),小口正人(お茶の水女子大)
無線LAN対応機器が増える中、APは効率のよい通信のために
マルチレート方式を採用している。
ある新規端末が複数のAPの中から接続するのに
ふさわしい適切なAPを選択するAP選択方法においても、
シミュレーションにおいてマルチレートを考慮した方法が考えられている。
しかし、シミュレーションにおける評価の場合、
実環境においては避けられないキャリアビジーなどの
影響を考慮していないため、
AP選択方法の評価自体も実環境に適していない恐れがある。
そこで、本研究では、シミュレーションで行われている
既存のAP選択方法を、実機にて実験、評価を行い、
既存の方法に対して改善を提案することを目的とする。