3W-4
アドホックネットワークにおけるストロングビジートーンの導入とバックオフアルゴリズム修正の提案
○伊藤智洋,旭 健作,渡邊 晃(名城大)
アドホックネットワークでは、衝突におけるスループットの低下が
大きいことが知られている。アドホックネットワークにおける
隠れ端末問題を解決するため、従来はRTS/CTS方式が利用されているが、
隣接端末しか制御出来ないため、完全に衝突を防ぐことはできない。
そこでビジートーンの送信範囲を拡大したSBT(ストロングビジートーン)
を用いることで遠方の端末の送信を抑制し、衝突を防ぐ方式を提案する。
また、SBTを用いた状態においてスロットタイムを調整することにより、
さらに衝突を軽減することを示す。