3U-5
関係データマイニングにおける頻出飽和パターン発見の分散化
○谷本翔一,世木博久(名工大)
 関係データマイニング(MRDM)における飽和パターンアルゴリズムの研究はあるが、
その分散化についてはあまり研究されていない。
しかし、効率化やプライバシーの観点から、
各所に蓄積された分散データベースを対象としてマイニングを行うことは重要である。

 アイテム集合を対象にした分散データベースの飽和パターン計算方法として
Luccheseらの方法がある。
本研究では、それをMRDMに適用した手法を提案し、その正当性を示す。

 また具体的なデータベースを対象にして
分散データベースからの結果を統合したパターンが
全体のデータベースのパターンと一致することを実験で検証する。