3T-9
不確実性を考慮したマルチエージェントパトロール手法
○佐々木博隆,大沢英一(はこだて未来大)
自律移動ロボットの主な用途として領域パトロールがある.
それには領域上に移動経路の生成や移動戦略が必要であり,盛んに研究が行われている.
なかでも領域に侵入し損害をもたらすエージェントの存在を仮定した環境での,パトロールモデルの研究が注目される.
その戦略は事前に知ることができないため不確実な要素として考慮する.
本研究では,そのような不確実性を持つ環境下をモデル化し,マルチエージェント強化学習による効果的なパトロール戦略決定手法を提案する.