3R-7
ローマ字入力による縦書きモンゴル語入力方式の実装
○巴図孟克,中平勝子,三上喜貴(長岡技科大)
 伝統的モンゴル文字の特徴として、音節や単語に入る位置によって、表示形が異なる。国際標準に制定された文字コードでは独立形と語頭形に文字コードを与え、その他の表示形にグリフコードを与えることで字形を表現する。各表示形はグリフの自動変換の他、例外処理として、特殊記号を使って選択するため、ユーザの負担が大きい。
 その改善案として、以下の機能をもつ伝統的モンゴル語入力方式を実装する。①入力文字とモンゴル文字のマッチング、②頻度の高い単語順に表示し、候補文字から選択、③入力歴を頻度データに反映。開発言語はPerlおよび逐次的に候補を絞り込むためにAjaxを用いる。