3Q-5
Webユーザビリティ評価のための顔画像解析
○山田竜太,Baigalmaa TSAGAAN,中谷広正(静岡大),小林 正(愛知工大)
Webページのユーザビリティを評価する際に、操作ログのみでは
取得しきれなWebページに対する主観的な評価を、顔画像解析と
操作ログ解析を用いて推測するシステムを開発した。
本研究ではWebページに対する使いにくさを評価するために人間
が停止状態に陥るときに想定される様々な感情の中から「困惑」と
いう部分に着目し、システム開発を行った。本システムでは顔画像
解析により、ユーザの姿勢の状態を「停止状態」と「動作状態」の
2つの状態に分類すると同時に、マウスの操作ログから操作の状態も
「停止状態」と「行動状態」の2つの状態に分類する。それぞれの
状態が特定のタスク実行時にどれだけ現れるかを検出することによ
り、対象ページのWebユーザビリティを評価する。