3P-1
Webアプリケーションにおけるプリフェッチに関する研究
○柴田和祈,高田眞吾(慶大)
Webアプリケーションの高速化の一技術としてプリフェッチが挙げられる.
プリフェッチとはページの先読みをする技術であり,固定である静的なページにのみ適応可能である.
しかし現在,静的なWebページのみで構成されているWebアプリケーションは極少数である.
そこで,本研究ではユーザからの入力によって変化する動的なWebページに対してプリフェッチを適応させることを目的としている.
その手法として,まずWebページのコードを解析し,静的な処理部分と動的な処理部分を切り分ける.そして,静的な部分にはプリフェッチを行い,動的な部分はAjaxを用いて後から挿入することによって,擬似的なプリフェッチの実現を可能にした.