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スケールフリーネットワーク方式によるIPv6トランスレータの実装
○植松洋知,廣津登志夫(法大)
ネットワークの拡大にともなうIPv4アドレスの枯渇が近付いており、
IPv6環境へ移行する必要性が高まっている。IPv6への移行期には、
IPv4とIPv6の両ノードが混在するため互換性のない両プロトコル間の
通信をサポートする必要がある。また、IPv4とIPv6のアドレス空間の
大きさに差があり、IPv6アドレス空間のほうがIPv4アドレス空間より
も大きいため、IPv6をIPv4のアドレス空間に埋め込む技術が必要になる。
本研究では、IPアドレス拡張技術であるスケールフリーネットワーク
(SFN)を応用し、各クライアントごとにIPv4,IPv6両プロトコルに対応した
仮想アドレス空間の間で変換を行う、SFNv6トランスレータの実装を行う。