3H-1
K-Skillプロジェクトにおけるモデルベース設計教育への取組み
○芦田和毅,水野正志(長野高専),與那嶺尚弘(仙台高専),佐藤 淳(鶴岡高専),山田親稔(沖縄高専),楡井雅巳,藤澤義範(長野高専)
近年,組込み機器の開発において,モデルベース設計を積極的に取り入れられつつあるにもかかわらず多くの高等専門学校では講義および教材の整備が進んでいないのが現状である.このため,筆者らが取り組んでいるK-Skillプロジェクトでは,組込み関連科目の教材やカリキュラムの改善を行い,高専生のための組込み技術スキル標準を策定していく一環として,モデルベース設計教育に関してもよりよい教育システムの構築を目指して活動している.具体的には教員自体のスキルを向上させるためのセミナの実施および学習内容定着度確認テストの作成などを行った.本稿では,このような取組みおよび今後の展望について述べる.