3E-3
ユーザ組織のIT環境及び業務実行状況を考慮した回線帯域算出手法の提案
○北原 圭,屋代 聡(日立)
WAN回線を経由するWeb型業務サービスを提供するサービスプロバイダは,ユーザに過剰・過小スペックの回線を選択させないために,サービスを利用するユーザごとに必要な回線帯域を予め正確に予測する必要がある.ユーザの実環境で継続的にネットワーク流量を測定できれば予測精度は高まるが,ユーザの作業負荷への配慮から,実測は困難である場合が多い.そこで本論文では,ユーザ環境での実測を行わずに,ユーザやアプリケーション開発者・システム構築者へのヒヤリング情報に基づき,適切な回線帯域を見積る回線帯域算出手法を提案する.