3D-3
自己組織化マップを使用したキーボード入力による個人認証
○小松篤史,三好 力(龍谷大)
個人認証を行う際に、パスワード認証やICカードが主流であるが、近年では指紋や網膜といった生体情報を使用するバイオメトリクス認証が開発されている。バイオメトリクス認証は強固な認証方法であるが、怪我等によって身体的特徴が失われてしまうと認証システムが機能しなくなる。
本研究では、パスワード認証を使用しつつさらに強固な認証を実現するため、パスワードを入力した際のキーボードの入力時間を学習データとして学習を行う自己組織化マップによる個人認証の検証を行う。また、時間経過によるパスワードの入力リズムの変化に対応するために、マップ作成後も入力データを基に入力リズムの変化に対応したマップを作成するシステムを提案する。