3C-6
機械学習を用いた囲碁のある局面における抽出すべき特徴の自動選定について
○佐藤真史(早大),穴田浩一(早大高等学院),山口浩太郎,堤 正義(早大)
囲碁は,ボードゲームの中でも特に高い複雑性を持つ興味深いゲームである.
これまで様々なアプローチによる研究が行われているが,
局面の静的評価に必要な特徴がいまだ詳しく判っていない.
我々は,これまでに,囲碁局面の様々な特徴を表現できる数理モデル``B-W Graph Model''及び,
正着の特徴を定式化することができる``戦術評価関数法'' と呼ばれる方法を提唱している.
今回は,このモデルを用いて囲碁のある局面における抽出すべき特徴の自動選定方法などについて考える.