3B-2
環境条件の違いによる微生物の増殖過程とパターン形成
○榎原周平,三輪佳奈美,中桐斉之(兵庫県大)
 バクテリアは典型的な単細胞生物であり、各々で成長し生活していると思いがちである。しかし、土壌などの界面においては、ばらばらというより、むしろコロニーを形成して生活していることが多い。そしてコロニーは種によってサイズ、形や色が異なる。これは、栄養の豊富さや温度など環境条件によって敏感に変わることがわかっている。
 本研究では、枯草菌(Bacillus subtilis)を用いて、環境条件の違いがコロニーのパターン形成に及ぼす影響について検討し、数理モデルとの比較を行った。