2ZJ-6
不安軽減のための妊婦支援ツールに関する研究
○粉川奈穂,美馬義亮,岩田州夫(はこだて未来大)
 少子化に伴い、日本は様々な支援に取り組んでいる。
とりわけ妊婦に関するシステムは、多くが産科医の負担軽減を目的
としており、妊婦の視点に重視したIT研究はあまり行われていない。
本研究では、妊婦特有の不安軽減を目的とした支援ツールを考察する。
 約半年におけるTwitterでの心情調査の結果、
妊婦には「得も言われぬ不安」が存在することがわかった。
この謂れの無い不安は、「家族とコミュニケーションを図る」
「赤ちゃんが元気であると実感する」「感情を言葉にする」
「同じ不安を抱える人を知る」「正しい知識を得る」という
5つの条件下において軽減されると考えられる。
従って本研究では、5つの状況を作り出すサポートツールを提案する。