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トランスセオレティカル・モデルを用いた食事管理システム利用継続支援機能の提案
○中島裕聡,伊藤行生,高木正則,山田敬三,佐々木淳(岩手県大)
我が国においては,生活習慣病患者やその予備軍が増加している.その対策としては日々の食事管理が重要であり,現在多くの食事管理システムが存在している.しかし,システムを用いた場合,食事の登録作業が煩雑,個人だけでは意欲が低下するなどの理由で,利用を継続することは困難である.そこで本研究では,トランスセオレティカル・モデルを用いた食事管理システム利用継続支援機能を提案する.本提案は,まず利用者の意識レベル,食事のテーマや目標に応じたステージ配属とグループ分けを行い,グループ毎に着目すべきデータの抽出・可視化・共有機能,グループ内でのコミュニケーション機能,健康管理者からの指導支援機能を有している.