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情報入力の容易さを考慮したボランティアセンターを中心とする活動支援システムの提案
○池端優二,福井 悠,山田俊輔,丸山博史,塚田晃司(和歌山大)
大規模災害に見舞われた地域では被災地域外からの支援は不可欠であり,被災規模に
比例して長期化しニーズが増加する傾向にある.
しかし,ボランティアの経験やノウハウなど活動のための情報が十分に提供されていない
ことで,ボランティア参加へのハードルが上がり人手不足を深刻化させている.
活動拠点となるボランティアセンターを中心として,活動ノウハウをボランティア希望者と
共有することが未経験者の負担を軽減させ,また継続的な活動者の増加につながる.
そこで本研究では経験者がボランティア希望者に対して容易にノウハウを伝える場を
提供し,ボランティア活動を支援するシステムを提案する.
システムは情報へのアクセスが容易なことからWebを用い,活動希望者と経験者が
掲示板上で情報の共有を行う.