2ZE-5
GISを利用したリアルタイムハザードマップシステム
○佐藤 瞳,柴田義孝(岩手県大),内田法彦(埼玉工大)
日本は災害多発国であり、22年3月11日の東日本大震災では甚
大な被害を受けた。ハザードマップの予想を大きく上回る被害
が相次ぎ、安全なはずの非難所で被災した方も多かった。
一方、AndroidOSを利用したスマートフォンやタブレット型端
末の普及が進み、防災情報用端末の利用が可能となってきた。
以上を踏まえ本研究では、AndroidOSを搭載したタブレット型
端末上でGISを利用し、リアルタイムに危険個所の情報を更新し、
ユーザが最新の災害情報を獲得するための支援をするリアルタ
イムハザードマップシステムを提案する。また、3月11日の震
災では津波の被害が大きかったことから、特に津波の被害地区
予測による危険個所の情報提供に重点を置いたシステムを構築する。