2ZD-5
拡張現実感を用いた仮想の立体による試し置きシステム
○小林智輝,田中二郎(筑波大)
我々が普段生活しているとき、同じ場所にない物の大きさを比べた
い場合がある。本論文ではこのような場合に使用するシステムを提
案する。システムの内容は、仮想の立体を拡張現実感を用いて目の
前の実世界に重畳表示し、試し置きを行うというものである。本シ
ステムのユーザはヘッドマウントディスプレイを装着する。実世界
を見ながら仮想の立体を出現させることができるように、ヘッドマ
ウントディスプレイにはカメラを装着し、そのカメラから取得した
映像を映す。その後ハンドジェスチャにより目の前に仮想の立体を
生成・重畳表示し、移動させて試し置きを行う。