情報処理学会 第74回全国大会講演要旨

モバイルアプリケーション市場の拡大に伴い，拡張現実 (AR) の利用が増えている．
しかし，多くの AR アプリケーションは同等の機能を有しながらも
表示するデータの差異から，個々に開発・配布されてきた．
そこで，本研究では汎用的な AR アプリケーションの開発を行う．
本アプリケーションでは，カメラで読み込んだ画像の中から QR コードを認識し，
アドレスを取得する．
そして，サーバからデータをダウンロードし表示させることで，
2D・3D データのブラウジングを可能にする．
これにより，一つのアプリケーションで多種のデータを利用できるので，
宣伝・イベント・ゲーム等の多様な用途に使用できる．
さらに，データを追加・変更する際も，アプリケーションの修正は不要となる．