2ZB-7
個人顔形状モデルの魅力化に関する研究
○富樫泰斗,北嶋克寛,赤木康宏,近藤 聡(農工大)
現在,本研究室で考案されたGFFDという空間変形手法により,3方向から撮影した顔写真を用いて,容易に個人の3次元顔形状モデルを作成することが可能となっている.
それらのモデルは,眼鏡のフィッティングや発話シミュレーションの際に用いられている.
しかし多くの人間には,写実的な顔そのものではなく,例えばシミやそばかすを消すなど,自分の顔をより魅力的に見せたいという欲求がある.
そこで本研究では,顔形状やテクスチャを修正することによって3次元顔形状モデルの魅力化を行う.また,複数の被験者に,魅力的な顔となるようにモデルを修正してもらい,その実験によって得られたデータから,人間が魅力的だと感じる要素の分析を行う.