2ZB-6
Watershed法に基づく顔ポリゴンモデルのセグメンテーション
○江頭茂寿,岡田義広(九大)
本研究では,顔のポリゴンモデルの表情付けなどの編集操作を自動化するために,顔のポリゴンモデルから構成要素を抽出すること,つまりセグメンテーションを行うことを考える.それにより,より自然な顔表情のCGを,少ない手間と時間により実現可能となる.
今回は,Manganにより提案されたセグメンテーション方法の一つであるWatershed法を各頂点の曲率,距離,体積の3つの情報を特徴量として総合的に利用し実施した.
本発表では,各頂点の曲率,距離,体積を特徴量として利用したWatershed法を実施し得られた結果と考察について述べ,さらに,それらを使った応用事例および今後の課題について述べる.