2ZA-5
動的テイント解析とOSの連携による情報漏洩防止手法の提案
○大石達也,樫山武浩,瀧本栄二,毛利公一(立命館大)
従業員が無断でUSBメモリに機密データをコピーして持ち出したり,誤ってメールに添付して送信したりといった事故を防止するためのシステムを提案する.具体的には,メモリ上に読み込まれたファイルのデータの流れを追跡し,データが出力されようとする(writeシステムコールが発行される)とき,データの元となったファイルの機密度に基づいてOSが出力の可否を判定する.