2U-2
探索範囲を限定した局所探索法を用いたハイブリッド島モデルGAの解探索の効率化
○岸澤彦明,長名優子(東京工科大)
近年、遺伝的アルゴリズムを工学的な分野に応用する研究が盛んに行われている。
遺伝的アルゴリズムを工学的問題に応用するにあたり、解の精度や解探索の効率化が問題となるが、これらの解決策として遺伝的アルゴリズムに局所探索法を導入したハイブリッドな手法を用いたり、島モデルなど処理を並列化することで高速化を図ることができる。
本研究では、ハイブリッド分散遺伝的アルゴリズムの局所探索による解探索の範囲を島ごとに分割することで計算量を抑え、親の特徴を多く子に残す交叉を用いることで効率的な解探索を行う手法を提案する。