2S-8
入力ストロークがカスタマイズ可能な楽譜の手書き入力システム
○工藤勇基,松島俊明(東邦大)
市販されている多くの楽譜作成ソフトでは、楽譜データの入力方法として、
鍵盤楽器による演奏入力を利用する方式のもの、
メニューから選んだ記号を五線譜上に貼り付ける方式のものが主流である。
これらの方法は、複雑な楽譜も入力できる反面、
入力に非常に手間がかかるほか、
システムの操作方法を学ぶのにも時間がかかるという問題がある。
そこで、これらに代わる楽譜データの入力方式として、
簡単な操作で効率的に楽譜作成ができるシステムとして
「ペン入力による手書き楽譜入力システム」の研究を行っている。
今回、楽譜入力に適したストロークの調査を行い、
ユーザの好みに合わせてストロークの割り当てを可能としたので報告する。