2S-6
エレキベースの運指作成支援システム
○木下瑛太,松島俊明(東邦大)
エレキベースの運指は一意に決まるものではない。
1つの音高に対し最大4つのポジションが対応しているためである。
そのため、ベースプレイヤーは複数ある運指の中から、
「左手の移動量」、「弦をまたぐ事によって生じる音の太さの違い」、
「開放弦を用いるか」、「(ピック弾きの場合)アップダウンによる
演奏のしやすさ」等を考慮し運指を作成する。
以上のそれぞれの考慮においての重み付けはベースプレイヤーの
趣向によるものである。
本研究はベースプレーヤーの趣向にそった重み付けを元に運指を
作成し譜面として出力する事で、プレーヤーの運指の作成・
譜面に起こす負担をなくす事を目的としている。