2M-7
ペイントシミュレーションによる産業用ロボットのプログラム自動生成
○澤村香澄,高木彬尋,石塚貴浩(北海道情報大)
北海道情報大学では組み込みシステムについて学ぶ講義を行っている。
使用しているのは、アーム型産業用ロボットである。開発用のプログラム
シミュレータも存在するが、開発言語がアセンブラレベルの言語であるため、
Java言語等に慣れた学生には開発が困難であった。
特に、プログラムのラベル管理、レジスタの個数制限や間違いやすい
座標データ入力等が障害になっている。これらを解決するために
ペイントシミュレータを開発した。このペイントシミュレータを用いることで、
座標データの実座標系への変換、ロボット稼働時の安全性の確保、
システムの信頼性の向上、そして開発期間の短縮を狙っている。