2G-7
双方向授業支援システムのユーザビリティに関する考察
○鎌田光宣(千葉商科大)
専用端末や携帯情報端末を利用した双方向授業支援システムについて、
国内でも利用が拡大し、多数の事例が報告されている。また、
スマートフォンの普及に伴い、今後、より多くの大学・学部、
そして幅広い形態の講義での利用が進むことが見込まれる。
豊富なコミュニケーション手段を提供することで、授業への
参加度合いや集中力が高まるなど多くの利点が生まれるが、
反面、操作方法が難解になり、トラブルが生じる可能性が高くなる。
双方向授業の授業支援システムの現状についてユーザビリティの
視点から概観し、大人数クラスでの利用や、ICTリテラシの
高くない教員・学生による利用を想定したシステムについて考察する。