2G-3
画像処理プログラミング教育のためのロボットTAの開発
○田川聖治(近畿大)
画像処理プログラミング教育のために開発した教育学習支援システムであるロボットTAについて紹介する.ロボットTAは学生が作成した画像処理プログラムが正しいか否かを,その出力画像ファイルに基づき判定する.ロボットTAによれば,実習における学生指導の効率化が図れるほか,学生にも自分のペースで学習を進められるというメリットがある.しかし,学生は自主的に学習を進めることが求められるため,学生の学習意欲を維持する工夫が肝要となる.そこで,学生がゲーム感覚で学習を進められるように,ロボットTAに「顔」を付けて,学生の学習レベルに応じた表情アニメーションを実行させている.