2C-5
RDFの生産工程管理システムへの適用
○越田高志(松江高専)
我々は地元の金属加工会社と共同でセマンテックWebを利用した生産工程管理システムの開発に取り組んでいる[1,2,3].我々の目標は,次の3点
①リアルタイムでの各ロットの進捗管理の実現,
②ロット毎の加工工程決定支援の自動化,
③各ロットに対する工程機器の自動割付最適化
である.①と②に関しては既に報告している.③を実現するためには,過去の実作業データを「品名」,「設計図番」,「加工特徴」,「ロット」と対応して分類・解析しなければならない.そのデータを元に新規受注品やリピート品に対して,②とともに加工工程順番を決定し,機器を割り振ることとなる.これらの推論・検索などの処理を効率良く行うセマンテックWebシステムを構築するために,加工機械や加工特徴などに関するRDFデータを構築しなければならない.そのスキーマ設計やRDFデータ自動生成システムに関して報告する.