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スマートフォンによる服薬マネジメントシステムの開発
○小椋宇謙,岩崎武史,皆月昭則(釧路公大)
 現在,慢性的な頭痛に悩まされている人は多くいる.そこで,頭痛ダイアリーを用いた診療も試みられている.しかし,紙媒体の頭痛ダイアリーは常備的な感覚でないうえに,痛みが伴った時の記入が難しい.また,紙媒体の頭痛ダイアリーにおいては,過去の頭痛時系列データの比較照合が容易ではない.
 そこで,頭痛ダイアリーの電子化,および服薬タイミングを予見して導出表示するシステムの開発をし,頭痛状況をスマートフォンに記録できるようにした.そして,過去の頭痛時系列データを比較照合した頭痛状況を示した.そのうえ,頭痛時の服薬タイミングを予見導出して,ユーザーに伝えることが可能になった.