1ZJ-7
スマートフォンを使用した頭痛薬服用タイミングの導出研究
○三上智之,西村拓也,皆月昭則(釧路公大)
現在、片頭痛に服用する頭痛薬が用いられているが適切な服用タイミングの導出には
個別性がある。頭痛薬には、片頭痛の根本となる頭の血管の拡張と炎症を抑える作用
があるものもある。また、望ましい服用タイミングは頭痛発作後早期の段階で、頭痛
がひどくなる前に飲むとよいという報告がある。それは服用タイミングを遅延させる
と消炎鎮痛効果が低下するという報告もある。本研究では、頭痛発症についての各種
質問に回答させて頭痛薬服用のタイミング、個別の頭痛の時系列履歴を閲覧する機能
を有しており、頭痛で悩む人々をサポートできる。システムはAndroidOSの端末で使
用できるようにJava言語で開発した。