1ZD-9
歩行者の利用を考慮した住民参加型3次元ユニバーサルデザインマップの検討
○深澤公哉,窪田 諭,市川 尚,阿部昭博(岩手県大)
歩行空間において全ての人に配慮したユニバーサルデザイン(UD)が進んでいる.しかしその全てをUDにすることは難しい.そこで,歩行者にアクセシビリティ情報を提供する2次元UDマップは既に作成されているが,歩行者は2次元の情報だけでは詳細なUD情報を理解できないことがある.また,UD情報を収集し,マップ上に記載することは,少人数で行うと時間と費用の負担が大きくなる.著者らは3次元空間データを利用し,住民参加型によりUD情報を収集する3次元UDマップを開発し,UD点検ワークショップを開いて評価し,本研究でその評価結果を元にシステムを改善し,歩行者の利用を考慮してスマートフォンへの応用を検討した.