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意識状態の推定に基づく能動的な学習支援システムの開発
○横山法子,山口友之,橋本周司(早大)
人の行動を見守り、さりげなく支援できるロボットや環境の開発が進められており、その1つとして我々は机上姿勢から内面状態を推定し、能動的に励まし等を行う学習支援システムの開発を行っている。
本システムはユーザの内面状態を推定することで、幅の広い、状況に合った支援を行うことができる。
本稿では、従来の学習支援システムに発話修正のフィードバック機能を追加することで、よりその人に適した支援が行えるシステムを構築した。
さらに実際に高等学校において評価実験を行い、システムの有効性を検証した。
実験の結果、本システムが高校生に幅広く受け入れられる可能性が確認でき、また集中力の向上等のメリットがあることが示唆された。