1ZB-4
凹凸とその陰影によるデータの可視化に関する研究
○鄭 中翔,齋藤 豪(東工大)
データの可視化を行う際には、その概要を一目で読み取れるよう
に表示する工夫が望まれる。本研究ではデータの値に応じて凹凸面を
作成し、データの可視化を試みる。凹凸面の認識において陰影の
持つ役割は大きく、認識のしやすさに深く関わる。陰は局所的な
面の法線によって決定され、影はより大域的な面の形状によって
現れ方が変わる。そのため、多くの情報を持つ陰影を適切に
表示することは面の形状を認識する上で重要である。
そこで陰影による表現を活かすことができ、データの可視化に
適した凹凸の生成法と光の当て方、視点について考察を行う。