1Y-6
ライフログ解析アプリケーションにおける入力データ品質評価とスマートハウスにおける実データ収集
○山下暁香,岩木紗恵子,小口正人(お茶の水女子大)
近年のデータ収集技術とストレージの発達により,加速度やGPS,SNSといった,実世界やサイバー空間上でのデータ収集,また,大量のデータの蓄積が可能になった.これを受け,ライフログの収集は以前と比べ格段に容易になり,様々なライフログ解析アプリケーションが開発されてきた.本研究では,それぞれのライフログ解析アプリケーションの入力データには,処理に適した品質がある事に注目した.データの蓄積に関しても,適切な品質のデータを効率よく収集する事が望まれる.本研究の評価実験では,人の行動を言語化するアプリケーションを例に,入力データの品質に対し,スマートハウスにおける実データを含めたデータ品質評価を行った.