1X-6
センサネットワークにおけるスケーラビリティを考慮したクラスタ間マルチホップネットワークの改良
○窪田裕樹,横田裕介,大久保英嗣(立命館大)
無線センサネットワークの省電力化技術の1つであるクラスタリングは,
省電力化と引き換えに,ノードの追加,ノード配置の変更などの
スケーラビリティを犠牲にしてしまうという問題があった.
これを改善するため提案されたものが,Scalable Multihop Clustering(SMC)である.
しかしSMCにも,ルーティングの不安定さ,電力消費の不均一性などの
課題がある.本研究では既存SMCを改良することによって,
より安定して長期間動作する通信手法を実現する.