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議事録作成支援のための話題遷移構造の階層提示手法
○尾関雄亮,梅澤 猛,大澤範高(千葉大)
 会議での発言を全て書き留めた会議録やチャットログなどから議論の要点をまとめた議事録を作成するには、膨大な文章量に起因する概要把握の困難さのため時間的、作業的に多大なコストがかかる。
 そこで本研究では会議録における文書構造を話題の遷移に着目して可視化する事により議論全体の概要把握を支援する手法を提案する。
文書構造の解析にはTF-IDF法による特徴ベクトルを用い、構造化にあたっては文書を分割し、分割された要素それぞれの類似度を比べ統合していくといった階層的クラスタリングを用いた。
クラスタ化された文書構造の可視化は、階層的提示により局所的な内容から大局的な概要までを把握可能とする。