1S-8
関数型言語を用いた宣言的な楽曲分析システム
○小長谷康治,山本晋一郎,大久保弘崇,粕谷英人(愛知県大)
コードスケールシステムはポピュラー音楽における楽曲分析の基礎であり,
コードに対して使うことのできるスケールを対応させる手法である.
このシステムは1970年代から広く使われていて,今日のポピュラー音楽で
一般的に受け入れられている.
コードスケールシステムに基づいた楽曲分析システムは存在しているが,
より高い拡張性・保守性のあるものが求められている.
本研究では関数型言語に着目し,
宣言的なシステムを実装することを考える.
実装にはHaskellを用い,
コード,スケールや音程などの分析に必要な音楽理論を
利用しやすい形で実装し,高い拡張性や保守性を目指した.