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導線の被覆剥ぎ及びピン圧着の良否判定システム
○村瀬智光,川井将人,服部公央亮,田口 亮(名工大),保黒政大(中部大),梅崎太造(名工大)
近年,計算機,自動車,航空機などの電子化に伴い,電子機器を接続するための導線の高密度化が進んでいる.導線及びその接続工程における不良は,システムに致命的な欠陥をもたらすため,製造工程における検査が重要となる.しかし,従来は導線の検査は人による目視検査および組み立て後の通電検査が主流であり,検査コストが大きいという問題や,検査員により評価がばらつくなど,定量的評価が困難であるという問題がある.そこで,本研究では導線の被覆剥ぎ及びピン圧着の良・不良野判定を画像処理技術により自動化することで,導線接続工程の効率化及び導線の高品質化を目指す.