1R-4
複数台カメラを用いたグラウンド利用者カウントシステムの開発
○廣田 隼,服部公央亮,田口 亮(名工大),保黒政大(中部大),梅崎太造(名工大)
近年,防犯カメラは学校や街頭など至る所に設置されている.
しかし,多くのカメラシステムは録画機能のみを持ち,人数カウントの機能は有していない.
そのため,施設の利用者数などを調べる場合,撮像した動画像をもとに目視で人数のカウントを行う必要がある.
また,1台のカメラでは死角になる領域も多い.そこで、複数台のカメラを用いて人数カウントを自動で行うシステムの開発を進めている.
本システムは名古屋工業大学所有のグラウンドに18台のカメラを設置して撮影し,人のカウントを行う.
初めに動体検出により人のいる領域を求めた後,動体領域において人検出を行う.
最終的に人の検出結果を複数カメラ間で統合し利用者数を求める.