1R-1
実時間性を考慮した監視カメラ映像のソフトウェアベースによる動き検出
○邢  斌,三浦康之,渡辺重佳(湘南工科大)
近年では比較的安価なWebカメラが普及しており、それにより、監視カメラを
低いコストで設置することが可能になった。画像の重要度に応じて圧縮効率を
変えるなどすると、蓄積可能時間を増やすことができる。 そのためにPCの性能に
応じて、監視カメラ映像から人の動きがあるフレームを抽出するしくみを提案する。
従来法の問題点は処理に時間がかかることである。そのため、撮影した画像を
実時間で処理できないことが問題となる。我々が提案する手法は、空間平均した
動きの強さを利用した移動物体の検索の処理時間を短縮することである。
提案手法により、短時間で動物体フレームの抽出が可能となる。