1Q-8
テクスチャ情報を利用した細胞領域分割
○関 啓夢,茅 暁陽,豊浦正広(山梨大)
細胞画像の領域分割は、検診における癌の早期発見をはじめとして
画像診断の現場において極めて重要な処理の一つである。
これまで、多くの細胞画像の領域分割方法が提案されてきたが、
それらの既存法の多くは主に画像の輝度情報を利用しており、
画像が複雑なテクスチャを含む場合、領域の自動分割が適切に働かないことが多々ある。
本研究ではテクスチャ情報を利用することと、簡単なインタラクションを加えることにより
半自動的な細胞核の抽出を行い、更に、ボロノイダイアグラムを応用した分割手法を
利用することで、より高精度な細胞画像の領域分割処理を実現することを目指す。