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UML要求仕様からのAndroid-UIプロトタイプ自動生成手法
○松井駿介,松浦佐江子,小形真平(芝浦工大)
要求分析フェーズにおいて、開発者と顧客の両者は開発するシステムの共通理解を正確に得る必要がある。
我々はこれまで、UML(Unified Modeling Language)モデルで記述した要求仕様から、開発者も顧客も理解しやすい最終製品を模したHTML形式のWebユーザインターフェース(UI)プロトタイプを自動生成する手法を提案してきた。
これは、要求仕様とは独立したプロトタイプ開発に比べ、UMLによって分析した要求内容をプロトタイプに正確に反映できるという利点がある。
本研究では、現在急速な勢いで社会に浸透しつつあるスマートフォンのアプリケーション開発にこの手法を適用する。
スマートフォンのOSをAndroidとし、研究室内で行われた演習でのAndroid図書管理システムの開発事例を通して、本手法の有効性を評価する。