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表入力によるJAVAプログラムの設計支援ツール
○湯浅正徳,梅澤大志,今野俊直,吉田信一朗,渡辺康之,紫合 治(電機大)
従来のUMLツールでは、クラス図を作成するのに、図形入力を行ってから、
文字入力をしなければならないものがほとんどである。
 しかし、結果として図形入力よりも文字入力の方が多いため、
編集や追加のために図形入力を行う手間ができる。
 また、クラス図が大きくなりすぎると、どこにクラスがあるのかを把握すること、
どこに関係があるのかを追う事が難しくなる。
 そこで、本ツールでは、文字入力を主体に考え、
クラス等の編集を表入力で行うようになっている。
 そうすることで、文字入力を全て済ませてから、
全体のクラス図を生成することができるので、手間が少なくなる。
 また、クラス図を現在選択しているパッケージやクラスの関係に集中して表示する事で、
局所的な繋がりも把握しやすいと考えられる。
 その他、従来UMLツール通り、既存のパッケージやクラスを読み込み、
新たに追加させることもできるようになっている。