1E-5
被災情報提供用無線ネットワークによる情報伝達能力に関する一検討
○片平翔太,重安哲也(県立広島大),亀川 誠,藤川昌浩(デジタル・マイスター),松野浩嗣(山口大)
地震や津波などの自然災害が発生した際には,一刻も早く被災地の被災情報を収集することが被害の拡大を防ぐために必要である.
これまで,我々は,自然災害発生時でも情報伝達能力を失わないために,災害発生後に独自構築した無線ネットワークにより被災情報を収集,共有するシステムについて検討を行ってきた.
本稿では,上記の検討の結果,独自構築した無線ネットワークにおける被災情報伝達がどの程度の能力を有するかについて,実験的に性能評価を行った結果について報告する.