1D-6
分散制約最適化問題における多重化解法による最適解到達率の制御
○飯塚泰樹(東海大)
本研究は,分散制約最適化問題のための分散近似アルゴリズムを
多重実行することで,近似アルゴリズムの効率を上げることを目指す.
通常,近似アルゴリズムは計算時間が短いが,最適解を求めることは
保証できない.
本発表では,近似アルゴリズムを多重実行することで,最適解到達率を
0.99などに設定することが可能なことを理論的に示すと共に,
複雑な問題を使った場合の実験結果を報告する.